スイム死亡事故を防ぐために(2)

前回の記事、たくさんの方にシェアしていただいたようで、
多くの方の目に触れたようです。ありがとうございます。


頂いた情報やリンクを追加でまとめますので、
合わせて読んでください。
そして、多くのトライアスリートの目に入り、
トライアスロン界全体の安全意識が高まるよう、
是非シェアしてください。
私の名前も何もいりませんから。


安全意識の高い方が、低い方を指導しましょう。
そこは経験年数は関係ありません。
長くやっている方でも安心しきっている方はいます。
レジャーではなく、競技スポーツであること。
肩の力を抜いて楽しむことも大事だけれど、
それ以前に安全意識と十分な準備・練習が必要なスポーツなのだと、
今一度、関わる全ての人間が認識しましょう。



<事故の例や医療情報から学ぶ>

リンク先の情報が完全です。是非目を通してください。

奥井識仁のコラム「水泳中の突然死」
http://www.uro-gyn.net/swim.html

宮古島トライアスロン公式サイト「医療情報」
http://www.miyako-net.ne.jp/~strong/download/hitudoc2013.pdf
トップページから医療情報タブクリックでも飛べます。



サマリさせて頂きます。一部私の意見も加えています。

・風邪をひいているときはリスクが高いので棄権しましょう
レース1週間以上前から、風邪をひかないという意識を高めて生活を。
それでもひいてしまったら、潔く諦めてDNSを選択すべきです。

・前日の飲酒は危険です。絶対に止めましょう。

・薬物の効果が残ることがあります。
服用している薬があれば、必ず主治医に服用のタイミングやレース前に休止するかなどを相談しましょう。
レース前に眠れないからと睡眠導入剤を飲んではいけません。
(私は睡眠誘導効果のあるアミノ酸のグリシンを使用しています。
ただしこれも事前に試してからにして下さい)

・「過換気」「過呼吸」は危険です。
必要以上に呼吸をすると血中酸素濃度が崩れ息苦しさを覚えたり筋肉硬直を招きます。
スタート前に気持ちを落ち付けようと深呼吸しすぎることのないようにしましょう。
また、波の状態に合わせて呼吸できるよう、左右どちらでも呼吸できるように練習しておきましょう。

・鼻から水が入ると危険な状態になります。
普段から呼吸時に鼻から吸い込むことがないよう意識します。
鼻から吸っている傾向がある人は鼻栓の使用も検討しましょう。
スイム用品で市販されています。

・多くの海水を飲み込んだ時は、スイム後も注意
バイク、ランに入ってもリスクが高い状態が続いています。
そのような時はタイムや順位などは二の次にして
身体の声に常に耳を傾けながらレースを進めるべきです。




さて、ここからは私の提案です。
賛同いただける方は是非拡散して下さい。

(1)「海は浮くしウェット着るから平気だよ」発言を禁句にしましょう

トライアスロン始めたいけどスイムが苦手・怖い、と言う人に
ついつい言ってしまいがちな一言です。
このような誘い文句で気楽に始めてしまった初心者が
もしスイムで事故を起こしたら、責任とれますか?
安易に誘ってはいけません。
スイムはしっかり練習してからでないと大会に出てはいけないものだ、と
経験者の皆さんが教えてあげましょう。


(2)「レース前日は禁酒するものだ」を常識にしましょう

今回多くの方が賛同し、また飲んでいた方が反省してくれました。
それでも、レース前日現地入りして久しぶりに仲間と会い
レースの前夜祭などという雰囲気になってしまうことが予想されます。
「レース前日に飲酒をすることは悪いことである」という認識を持ち、
注文する人がいたらたしなめましょう。止めさせましょう。
場の雰囲気が悪くなっても、それでも止めましょう。

毎日晩酌をする人は、飲むのが当たり前になっていると思います。
翌日早朝から海に入り泳ぐという非日常行為をするのです。
毎日の当たり前、も、その日は変えましょう。
事前に家族に断っておき、協力を依頼しましょう。

ブログをやっている人は、ビッグレースの前だけでもいいですから
「レース前は禁酒ですよ」と記事に書いて、
出場者の目に触れる機会を増やしてくれると助かります。

FBなどで飲酒写真をアップした人に対し、
勇気を持って、たしなめましょう。
それが投稿すぐであれば、今すぐ飲むのを止めてくださいとコメントして知らせてください。




私はこうしてうるさく言い続けます。
ウザいと思われても言い続けます。

でも、やっぱり安全意識の低い人の目には入りません。
情報を収集しようという意識がないから、
検索もしないし人のブログも読みません。

だから、ここを読んでくださっている皆さんが頼りです。
伝えてください。話題に出してください。
情報拡散に参加してください。協力してください。

まずは、
・しっかりスイムを練習してから大会に出ること
・大会前の日は絶対禁酒
・入水前にしっかり準備運動
この3つだけでも、伝えて下さい。
そして、トライアスロンをやる人は常に安全に対して
敏感でなければいけないのだということを、
擦り込んでください。



どうかどうか、宜しくお願い致します。


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情報提供下さった皆様、ありがとうございました。
大変申し訳ないですが、非公開コメントが多いので
個別のお返事は割愛させて頂きます。
ありがとうございました。



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コメント

No title
るみこオカンさん、いつも素晴らしい情報をありがとうございます。
スイム死亡事故が後を絶ちません。
私が出たレースでは、昨年の蒲郡と今年の徳之島に亡くなった方がいて、2週間くらい憂鬱でした。舞洲では気になって、ほかの方の動向を見ていましたが、やはり力が入りすぎている方(呼吸が荒く、ウエットでも浮いている姿勢がぎこちない)がおられ、また、フローティングスタートでも、浮いているのがしんどいのか、海に入らず、階段付近にいる方が多かったですね。私はスポーツ施設を経営しているので、コーチとも話したのですが、トライアスロンされている方は自己流で努力されている方が多いように思います。
 プールで泳いだからといって、海とは違いますし、ウエット着たらまた違うかもしれませんが、プログラムに入って練習しに来てくれたらいいのにと思います。
 会社ではCPRの練習を毎年やっていますが、私だけ参加していないので、るみこさんのブログをきっかけに、この際だからきちんと身につけようと思います。また、会員さんや、子供さんの保護者の方対象に講習会を開いてみたらどうかとも思い、スタッフに提案してみます。これまでは前日ビール飲んでましたが、るみこさんに叱られた気持ちで舞洲はやめときました。今後も我慢しようと思います。これからもがんばってくださいね。

Re: No title
◆おったんさん
ありがとうございます(^^)
そうですね、、、出たレースで亡くなった方がいると、
楽しかったと言っていいんだろうかと無条件に喜べなくなりますね。
皆生に出られていた方も、みなさん胸の内でそう思っていることと思います。

舞洲、さっそく第1ウェーブから救助者いましたね。
はやっ!!!と思いました。ボートの上で動いていたから、脚攣りとかだと思いますけど。
本来初心者が出るような大会ではないと思うんですけどね。
まあ私も初ショートがここでスイム39分かかってますから人のこと言えませんが・・・

スポーツ施設を経営されてるんですか!
では是非対応のレッスンや安全講習を実施してください!お願いします!
会員外でも受講できるものであればここで告知も手伝います。

はい~これからも是非前日飲酒は我慢!
そしてそれをお仲間にも強制してくださいね!宜しくお願いします!
なぜ、前日絶対禁酒なのか?
なぜ、前日絶対禁酒なのか、その科学的根拠が分かりません。

私も前日に深酒をして、レース当日までアルコールの影響が残ってのスタートは、危険際まわりないと思います。

しかし、前日の夕食19時に350mlのビールを飲み、翌日の7時スタートまでの12時間で完全にアルコールの影響は残ってないと思います。

それなのに、一律的に前日絶対禁酒ということが言えるのでしょうか?
レース前の体調管理は、きちんと自分でコントロールするものです。
それをアスリート全員に前日絶対禁酒を押し付けるようなことは、合点がいきません。

もし、よろしければ、前日絶対禁酒の科学的根拠があるなら、ご教示頂ければ幸いです。
No title
科学的根拠??? あの〜・・・。リスクは減らすべきである、というのが大会主催者側の立場からすれば当然ですから、大会主催者としては、若狭さんがどれだけアルコールに耐性があるかというだけの話しではありませんよね。一般論として規制しなければならないわけでしょ?主催者はね。アルコールの代謝には個人差があるし、どのぐらい飲むかがわからない以上、当然ながらリスクになり得る飲酒は禁止と大会主催者がofficialに言うのは当たり前でしょう。すなわち、ルミオカンさんが大会主催者であれば、禁酒を歌うのは当然でしょう。え?大会主催者じゃないの??? う〜ん・・・。じゃあ、言い過ぎかもね〜(笑)。
睡眠導入剤について
私もレース前は眠れないので、お酒は飲みませんが導入剤を飲んでます。飲むと吸い込まれるように眠りにつけます。翌朝、薬が残ってるかも・・と言う心配はもちろんありますので、スタート12時間前に飲みます。導入剤についてもっと調べようと思います。
ガイドライン
禁酒派も飲酒派も、そうとう真面目な方々ですよね。

るみさんの提言に対して
「なんで禁酒せなあかんねん」
って思うなら、反論せずに黙って飲んでりゃいいのに
わざわざ時間使ってコメントするって
真面目なんだな〜って思います。
(イヤミとか皮肉じゃなくて、真剣に心からそう思ってます)

そして、飲酒派(自己責任派?)の人に対して
「いや、そこは禁酒だろ」
って多くの根拠を探してきて提示する人たちも
相当に真面目だな〜と思います。

でも、今回のお話って
要は「ガイドライン」の話なんですよね?
どっちが正しいとかじゃなくて。

例えば「お酒は二十歳から」ってのは
日本の法律上決まってるってだけで

なぜ二十歳じゃないといけないのか?
十八歳からじゃダメななのか?
だいたい法律が決まった頃の二十歳と今の二十歳じゃ成育具合が違うだろ?

などなど、絶対的な科学的根拠を示せる学者っていないと思うんですよね。
でも、リスク排除のためにはガイドラインを作らざる得ない。

僕個人は「禁酒派」だけど
(それなりにお酒は弱くないし、好きな方です。飲み過ぎる方ですがw)
「飲酒派」の人に対して反論する気もありません。
反論しても飲む人は飲むし。
僕は、るみさんほど熱くなれないです。
でも、もし目の前で見たら
「飲まない方が良いんじゃないですか?」
って声をかけると思います。
そこで黙ってられるほど勇気もないから。

そして、ガイドラインを決めるなら
「前日は禁酒」
に1票入れると思います。とりあえず。
だって「どこまでなら安全か?」
なんて科学的根拠はないですから。

睡眠不足とか体調よくないとかは
ガイドライン作るの難しいと思うんですよ。
自分でコントロールできないことだし。
寝ようと思って寝られなかったり
急にお腹壊したり。

でも、飲酒って100%自分の意志でコントロールできますよね?
無意識に飲んでしまう人っていないですよね?
だから、ガイドラインを決めるなら
「前日は禁酒」
に1票入れます。
飲みたい人には悪いけど。

でも、もし僕自身が
どうしても前日に飲まざるを得ない状況
(例えば、仕事とかで飲まないと会社クビになるとか…想像力無いなw)
になって、飲んでしまった。
でも、レースには絶対出たい。

…ひた隠しにしてレースに出るかも?

罪の意識とかで隠すんじゃなくて
飲んだ→レースに出た→ぜんぜん大丈夫
みたいな例を示して
「前日飲酒しても大丈夫」
みたいな雰囲気を作りたくないから。
要は、煽りたくない。

まあ、だから
前日は飲みそうになる予定は入れないかな?w

長文乱文ごめんなさいだけど
書き出したら1時間以上かかってしまったから
消してしまうのもったいないし
残させてくださいm(__)m
管理人のみ閲覧できます
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Re:
◆秘密コメント様
貴重な情報をありがとうございます!
頭がすっかりシーズン終わっていたので
戻すのに苦労しました(笑)

しっかり拝読させて頂きました。

今年の事故の多さは、きっと来年以降の対策に生かされていくのだろうと思いますが、なにより我々選手が「喉元過ぎれば」となってしまわぬよう、来シーズン始まる前にもう一度襟を正すきっかけがあればと思います。
宮古島は早いので、特にですね。

先日のアクアスロンの競技説明で思ったのですが、確かにスタート前に脅すような説明は逆効果なこともあろうかと思います。緊張を生んでしまいますし。。。でもスキップやリタイアについては改めて説明があってもいいと思いますね。

もう悲しい事故が起こらぬよう、私でもできることを考えていきます。
ありがとうございました。

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