スイムレベル別、大会での泳ぎ方や気持ちの準備(私見)

bruceさんの記事にトラックバック的に。

珠洲のスイムでの事故の件です。

お亡くなりになった方に心からご冥福をお祈り申し上げます。


今年も数件のスイム死亡事故が発生しており、
そこに至らずとも危険を感じた事例は
あらゆるトライアスロンレースで数多く起こっているものと思われます。

皆さんのレースレポを読んでもよく出てくる「パニック」という言葉。
この「パニック」にならないために、また、
なっても大事に至らない(少し休んでレースに復帰できる、棄権を選択し救助される)ためには
どんな気持ちの準備ができるのでしょうか。
また、本番どのような泳ぎ方をすればいいのでしょうか。

ちょっと考えてみました。



私はトライアスロン・アクアスロンのレースに、短いのから長いのまで、
今までに13回出ています。
うち、スイムがあったのが12回。

スイムのレベル別に見て行くと、

2012年 1500m35分レベル コスミック、舞洲
2013年 1500m30分レベル 宮古島(スイムなし)、舞洲
2014年 1500m29分レベル 五島、舞洲、赤穂、泉佐野
2015年 1500m27分レベル 五島、舞洲、ラブトラ、泉佐野
2016年 1500m25分レベル 五島


1、2年目1500m30分レベルまでは、とにかく怖かったので後ろから出ました。
なので、酷いバトルに巻き込まれることもなかったし、
当たるのが嫌だったのでタイム度外視で大外から回ったりしました。
大きな大会に出ていないというのもありますが、
バトルを完全に避けていたので危険を感じたことはありません。
泳ぎ切れるかという不安はありましたが。

このレベルでは、とにかく後ろから出ること。離れて泳ぐこと。
ブイを回る時も、大きく回るのがいいと思います。
隣にいる方に平泳ぎで蹴られるのもこのゾーンなので。



3年目は少し速くなってきて調子のって前の方から出たのですが、
バトルに対応できる技術もパワーもなく、怖いことがとても多かったです!
プールで泳いでいるようには泳げないんだ、と、ここで分かりました。
波がある状況での練習、隣や前に誰かが泳いでいる環境での練習が
絶対に必要だと思いました。

このレベルではまだ、積極的に集団の中で泳ぐのは厳しいと思います。
ただし、ここがボリュームゾーンであることも確か。
なので、プールで1500m28分~29分という方は、
「自分はそこそこ泳げる」と思っていても、本番は少し冷静になった方がいいと思います。
当たらない場所に逃げる、どこもかけなくなったら止まる。
「かけない」=「頭が上げられない」=「呼吸ができない」=「怖い」です。
その状況を長く続けない方がいいと思います。



4年目はもう少し速くなったので、安心して前から出ました。
当たっても冷静に避けたり下がったりする技術もあったので、
レース中に怖いと感じることはほぼなくなりました。
しかし、まだまだボリュームゾーンなので、バトルはしっかりあります。
スタートで少し速く泳いで抜け出す、ブイも速く泳ぐか、もしくは大回りして避ける、
混んでいるゾーンに入ったらその時の自分の心拍や呼吸状況によって
前に出るか下がるか判断して対処する、など、適切な判断が必要だと思います。
油断大敵、タイムより安全を。



5年目の今年はまだ五島のみですがかなり楽に泳げました。
ほぼバトルはありません。
周囲で泳いでいる人も同じレベルなので安心して譲ったり譲られたりできます。
とは言え先頭集団というレベルでもないので回りもそんなにガツガツしていないし
このレベルがもしかしたら一番楽かもしれないなと思います。
とは言え、もちろん過信や油断は最も危険。
ハァハァしすぎない強度の把握をしてペースや泳ぎ方をコントロールするべきだと思います。



もちろん、ウェーブスタートであったり、コースが狭かったり、短い周回であったりすると
状況は変わってしまうと思うのですが、
少しは当てはまるのではないかなあと思います。

囲まれたときにそれを抜け出そうと頑張るのではなく、
頑張らないで避けるように動く方がいいと思います。
後ろの人達の邪魔になってもいいからとにかく落ち着けるように
立ち止まったり、ブイにつかまったり。
ドキドキが止まらなければ背浮きを。

あ、背浮きは練習しておきましょう!!!!!!



スイム歴が5年くらいなのでたいして参考にならないかもしれませんが、
今までの経験をもとに思い出して書いてみました。

安全に関する情報なので、よくない記述があれば是非ご指摘をお願いします。
訂正や削除をします。

ご意見も是非お寄せください。
宜しくお願い致します。

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※思い出したので追記です。

過去、2レースで、「足首を何回も掴まれる」という経験をしました。
なんでそんなことをするのか分からないし、気分も気味も悪いので記憶から消していたんですが、
FBで同じように「足首を掴まれた」「足を掴んで引っ張られた」「何度も何度も掴まれた」と
いうレポを書いている人を、3回見ました。つい最近も一人。(Kさん、あんたは強い!)

これは、なんなんでしょうか???
藁をも掴む思いでやっているのでしょうか?にしては、追いかけられるようについてきたんですが。

もし、もしですよ、「前のやつを利用して(もしくは蹴落として)前に行こう」というつもりで
海の中で誰かの足首を掴んだことがあるやつがいたら、
その人はトライアスロンをやる資格はないと思いませんか?

エリートではよくあることなのかもしれませんが、
(以前西内プロが足を掴まれる対策にワセリン塗っとくと言っていた)
市民アスリートの世界では絶対にやっちゃいかんだろ!!!

ってことで、ドラフティング、大会中のポイ捨て、に続き、
悪質な水中での妨害行為、を発見したりやられたら、
とっつかまえてナンバーも名前も全部晒すつもりです。

ま、とっつかまえるの難しいだろうけど・・・。
皆さんもお気を付けください。
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コメント

先頭集団が一番楽なんだけど、それはそうと
囲まれた時には、脱力して、周りが作っている水流に乗っかること。人数が多いと、その詠速度に近い順流ができるので、そこに乗っかる。

体重を載せる、という技術が、ここで最も活きると思う。プールでも、誰かの直後について泳ぐことで練習できる。
足を掴まれる?!
はじめて聞きました。怖いですね スイムはまだ42分1900mかかるのでゆっくり行きます涙
足を掴まれたら、
即、後方確認でしょうね。右足なら右後方。練習会でやってみても。

これも上級者なら簡単にできて、プロレスラー的な身体の強豪選手が日本選手権でやられてキックとパンチで倍返ししたといってたことがある(こえー!
Re: 先頭集団が一番楽なんだけど、それはそうと
◆八田さん
ありがとうございます!
なかなか囲まれたときに脱力するってことができないと思うので、
これは経験が絶対いりますね~~><;

FBで教えて頂いたバタフライの活用については私も大賛成です。
どうやって波や流れに体重を乗せて逆らわずに進めるか、という技術の習得には
バタフライが一番だと思いました。

ハルさんがバタフライをやっているのを見ても真似しようなどとは長らく思えなかったのですが
取り入れるようになってからぐんぐん上達しているので、
バタフライやドルフィンキックはトライアスリート必須の練習と言ってもいいかも~と思います。

あっ、本届きました!!
今週末じっくり読みます(^^)
Re: 足を掴まれる?!
◆林さん
それがあるんですよ~~~。

乗っかられる、頭を押さえられる、については泳ぎながらしょうがないかなと思うこともあるんですけど、
足を何度も掴まれる、については悪意しか感じませんよ~~><

速くなると回りも上手なので楽ですよ!
Re: 足を掴まれたら、
◆八田さん
なるほど!覚えておきます!
掴まれた瞬間はきゃー!ってなっちゃうけど、
2回3回とやられたら思い出せるかな(笑)

やられたときは、足を強くバタバタして振り払いましたけど、
2キックだと簡単に掴まれちゃうんですよね~。

しかし、なぜそんなことをするのか・・・・アホちゃうかと・・・
No title
ちょうどボリュームゾーンの27-8分のところにいます(もっか停滞中)。
2キックは掴みやすいみたいで、集団に入るとほぼ足を掴まれますね。掴んで引っ張っても、前には出れないと思うんですけどね?

デビュー戦でいきなり掴まれて、“やっぱりあるんや~”って思いました。
ハッタリ先生のブログで学んだ、”キックで迎撃”をしますが、普段練習してない6キック続けてシンドくなるし、このレベルではまだ周りも信用できないので、前半部分では早々に離脱するようにしてます。

周りを信用できるゾーンに早くステップアップして、
そこで集団泳したいです。
Re: No title
◆baoさん
えー!そんなに頻繁に???
うーむ、どんだけみんな冷静さを失っているのだろう・・・。
そう考えたら怖いですね、やっぱり。

そう!周りが信用できるゾーン!(笑)
このメリットはめちゃくちゃ大きいです。
なので、スイムのタイム短縮が些細であっても、スイムには時間を割くべきだと思うのです。
”キックで迎撃”
は触らせないイメージで書いた気がしますが、こうゆうのは、後方確認し狙いを定めて片カエル足キックでOKす。

ただし、打撃すると死んじゃうとイヤなので、ふわりと足のせてから体重を掛けけば、推進力になるので、平和に倍返しできます。
Re: ”キックで迎撃”
◆八田さん
そうですね〜、捕まれたら「わっ!!」ってなって
ついバタバタ蹴っちゃいますけど、
頭か肩に足乗せて壁にしちゃえば美味しいですね!(笑)

って、海で足掴まれてそこまで冷静に対処できるまでには相当経験つまないといけませんな〜(笑)
でも知ってるだけで違いますしね。
次掴まれるのを楽しみにしときます(笑)
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