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大阪のオカンがトライアスロンするブログ

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トライアスロン競技規則を読み説く(7)トランジション

トライアスロン競技規則勉強シリーズ第7回、トランジションについてです。


青字が競技規則、赤字は2006年から2017修正版への変更点、緑は2018年の改正案箇所。

黒字は私の自由記述なので正しいことを書いているとは限りません。


※全面赤字の箇所が多いので、赤字になっていた場所でも実際は変更がないところは青字に変えました。

 

 

第7章トランジションエリア

 

「トランジションエリア」「トランジション」「transitionが正確な表現で、「トランジット」ではありません。


Transit」は通過です。A地点からB地点への移動。

Transition」は推移です。状態の変化。

トライアスロンにおけるトランジションは単なる通過ではなくスイムからバイク、バイクからランへの「変化」ですので「トランジット」ではなく「トランジション」が正しいですね。

 

最近の若者は「トランジ」とか言うそうですwww

 

 

(トランジションエリアの定義)

第64条 トランジションエリアは、選手が次の種目に切り替えるための場所をいい、コースの一部とする。

2 トランジションエリアの範囲は、スイムフィニッシュからバイク乗車位置まで及びバイク降車位置からランスタートまでとする。

 

トランジションエリアとして区切られてバイクが置かれている場所だけを指すのではなく、スイムフィニッシュ地点からがもうトランジションエリアということですね。

 

 

(以下3-7追加)

3 すべての選手は、バイクスタート時、ラックから外す前から、バイク競技終了時にバイクをラックに掛けるまで、ヘルメットのストラップをしっかりと締めなければならない。

 

ヘルメットをかぶる→ストラップ締める→バイクをラックから降ろす

バイクをラックにかける→ストラップ外す→ヘルメット脱ぐ

この順番じゃないといけません。

 

4 選手は、指定されたバイクラックのみを使用し、バイクを掛けなければならない。

 

バイクラックの端に立てかけておく、とかNGです。

 

5 選手は、トランジションエリアの動線上に立ち止まることはできない。

 

あ~これはやっちゃってる選手いるでしょうね(^^;

会場によってはギリギリの幅しか取れない場合もあるだろうし、後ろを通りにくい場所で準備をしちゃってるケースはあると思います。審判に「後ろを開けて」と言われたら速やかに移動しないといけません。

 

 

6 トランジションエリアで、位置などをマーキングすることを禁止する。マーク、タオル又はマーキングの目的で使われるものは、選手への通告なく撤去される。

 

バイクラックに目印の旗立ててる人を見たことがありますが、これも禁止です。スイムの最中に取り外されて分からなくなっても全く文句は言えません。

スタート前に、十分な余裕を持って来場し、スイムフィニッシュから自分のバイクまでの動線を確認し、景色や○台目と指刺し確認するなどして把握しましょう。

 

 

7 バッグドロップシステムが設定されている大会では、全ての用具は大会実行委員会が提供している用意したバッグの中に預ける。例外として、バイクシューズはいつの時間でもペダルに固定したままでよいことである。

 

バックドロップではないw

 

これですね。

 amakusa113.jpg

(画像:http://zing.iwaisport.com/wp/html/%E5%A4%A9%E8%8D%89%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%B3/ よりお借りしました)

 

基本的にはエリートでの採用になると思いますが、大阪城トライアスロン2018では「プレミアムエントリー」という枠があってエイジ選手でもこのタイプのトランジションを用意してありました。エリート選手気分を味わいたい方はぜひ(^^)

 

 

(競技用具の置き方)

第65条 競技用具はトランジションエリア内の指定された場所に置くこととする。この場合において、競技用具は他の選手の邪魔にならないよう、最小限の広さに収めておかなければならない。

 

隣の選手のゾーンを侵略してはいけませんw

バイク用具とラン用具を横に並べたりせず、奥に並べましょう(^^)

 

 

2 前項の場所がナンバーシールの貼付などにより指定されているときは、ナンバーシールの貼付してある側に競技用具を置き、更衣などのトランジションを行うものとする。

3 前項の方法により場所が指定してある棒状のバイクラックを使用するときは、ナンバーシールの貼付してある側にハンドルバーがあるように向けて、バイクラックにサドルを掛けることを基本とする。

 

自分のナンバーシールが貼ってある側にハンドル、逆に後輪となるようにサドルを引っかけます。

多くの大会で、1台のバイクラックを左右から挟むように使用していますが、その場合は向きは交互に並んでますね。

 

 

(以下4-7追加)

4 バータイプのバイクラックでは、バイクは次のように掛けなければならない。

(1) 第一トランジション:サドルの前方が水平方向のラックバーに掛かった直立した状態で、前輪がトランジション通路の中央に向かうように置く。ただし審判は例外を適用することができる。

 

サドルをひっかけるバイクラックの場合、サドルの前をバーにひっかけましょう。と。

確か、サドルの前方がぶった切ってあってひっかけるところがない(短い)モデルで、サドルの後ろにひっかけられるように窪みが付いてるのがあったと思います。そういうものを使う時は審判に相談して許可を得ましょうってことでしょうね。

 

 

(2) 第二トランジション:どちら向きでも良いが、ハンドルバーの両側、両方のブレーキレバー、またはサドルは、ラック番号またはネームプレートの真下を起点として0.5 m以内の場所に置かれなければならない。バイクを他の選手の進行を妨げるようにおいてはならない。

 

バイク終わって帰ってきた時はどちら向きでもいいんですね。これは知らなかったです。

レースナンバーシールの真下から両ハンドルレバーが50㎝以内。レースナンバーシールに重なるように置けばこの範囲をはみ出ることはないですね。

 

 

5 個別バイクラックでは、第一トランジションで、バイクは後輪をラックし、第二トランジションでは前輪又は後輪のどちらかをラックする。

 

ホイールを挿し込んで固定するタイプ(主にエリートで使用)の場合、バイク前は後輪を挿し込み、バイク後は前輪でもいいってことですね。進行方向に挿し込むと前輪になるけど、どうしてるかな?

 

画像検索してみる・・・

 

前輪挿してますね!(^^)

 rachel-klamer-itu-world-triathlon-series-2017-rotterdam-netherlands.jpg

(画像:https://www.redbull.com/jp-ja/10-rookie-mistakes-to-avoid-in-a-triathlon


 

6 選手がデュアスロン競技の第二ランにおいて同じ靴を使用したい場合、トランジションエリアの用具入れに入れる必要はない。しかし、競技中いかなる時も1組のラン用靴のみを地面に置いておいてよい。ラン用靴は選手用具入れ(レースナンバー/名前プレート)0.5m以内に置かなければならない。

 

1ランと第2ランで同じランシューズを使う時は、第1ラン終わってケースに入れないで地面に置いてていいよ。でも地面に置けるのは一足だけよ。置くときは用具入れの付近に置こうね。ですかね。

 

 

7 バイクシューズ、メガネ、ヘルメットおよびその他のバイク用具をバイク上に置くことができる。

 

規則上は置いていいんですね。DHバーの上にヘルメットとサングラス置いてる人が多いかな?

でも、風が吹いてゆれたり、隣の選手がバイク降ろす時に当たって落ちてしまうと、ヘルメットに衝撃が加わって耐久性が落ちますからね~。私は床に置いておく派。

 

 

(競技中の着替え)

第66条 更衣テントなど指定された場所以外で、みだりに裸になってはならない。

 

ほんとに頼むwww

いや、男子の更衣テントが大混雑なのは気の毒だと思う!(女子はガラガラ)

でも、やっぱりオープンな場で裸にはならないでください。下半身だけじゃなく、上半身も。

 

 

2 スイムからトランジションに向かう際にスイムキャップ、ゴーグル及びウェットスーツなどを脱ぐことはできるが、指定された場所に置かなければならない。

 

スイムアップしてトランジションへの移動中にウェットスーツを脱いでもいいけど、そのへんに放ったらだめよ(返ってこないよw

指定された場所、ってのはトランジションとは限らないですね。キャップを指定の箱に入れさせてスイムアップ人数の管理をしているような大会もありました。

 

 

(持ち込み禁止・制限品)

第67条 使用が禁止された用具や競技に直接必要でない物(着替え、バッグ類及び貴重品など)をトランジションエリアに持ち込んではならない。

 

これ、私初めての公式大会(舞洲)の時知らなかったです。自走で一人で来て、「荷物預けがない!」ってことを現地で知り、そこらへんに置いておくわけにいかずトランジション内に置きました。ルール見るとこれは違反ですが、そうならないようにどんな小さな大会でも荷物預りは設けて欲しいです。車で来る人ばっかりじゃないし。

 

 

2 クーラーボックス又は耐寒用ウェアは、必要最小限の大きさであって競技の邪魔にならないことを条件に、事前に審判長又はトランジションエリアを統括する審判員の許可を得て持ち込むことができる。

 

クーラーボックス持ち込めるんですね!(許可を得れば)

とんでもない暑さの中の大会だと、スイム上がった時点でボトルの中身がお湯になってたりしますから、バイクスタートまでクーラーボックスに入れておくことができればいいですね。

(ボトル凍らせておくと意外と溶けずに飲めなかったみたいな例があるw)

 

(入出制限)

第68条 選手は、競技中を除き、トランジションエリアに立ち入るときは大会スタッフの許可を得なければならない。

 

JTU公式大会だとしっかりゲートがあって審判が立ってて時間もリストバンド(やレースナンバー)のチェックもしてますが、ローカル大会だとそこまでやってないですね。なので、初めてJTU公式大会に出る時は「トランジションエリアの時間が決まっている」ってのをちゃんと認識しておかないとえらいことになります(^^;

 

 

2 トランジションエリアの競技用具は、許可があるまで持ち出すことはできない。ただし特別な理由があるときに限り、審判長又はトランジションエリアを統括する審判員の許可を得て持ち出すことができる。

 

トランジションオープン時間がだいたい決まっていて、競技の進行により調整はされますが、その時間になるまで出すことができません。

これもローカル大会だとチェックもなかったりしますね。

 

 

3 トランジションエリア内は、競技中及び競技前後にかかわらず選手及び許可された大会スタッフ以外の立ち入りを禁止する。ただし、やむをえない理由がある場合に限り、審判長又はトランジションエリアを統括する審判員の許可を得て立ち入ることができる。

 

お友達、家族、チームの人、など、選手じゃない人はトランジションエリアに入ってはいけません。選手はこれを把握しておいて、「ここからは入れないから外で待っていて」という義務がありますね。

五島などは明確にゲートで区切られている訳ではないので、結構入ってこられてます。審判さんが注意に大忙しです。各選手で伝えておくようにしましょう。

 

 

(バイクシューズ)

第69条 あらかじめペダルにバイクシューズを付けておくことができる。ただし、バイクスタート直後のコース状況によっては、これを禁止することがある。

 

クリートつけてラックにかけて置いていいですよ、です。

みんな上手に乗ってから履くよねぇ・・・(しみじみ)

 

 

(トランジションエリアでのバイク乗車禁止)

第70条 トランジションエリア内では、バイクの乗車を禁止する。ただし、バイクパート中(トランジション内を通過するコース設定の場合)を除く。

2 サドルに乗っている状態、バイクにまたがっている状態及びペダルに片足を乗せて走行している状態は乗車している状態とみなす。

 

トランジションエリア内ではバイクにまたがることもペダルに足をかけることも禁止です。

 

 

(以下3追加)

3 トランジションエリア内(乗車ラインの前と降車ラインの後)にいるときは、バイクは手だけで押し進めなければならない。乗車又は降車の際に選手が靴やその他の用具を落とした場合、審判が回収し、ペナルティの対象とはしない。乗車ラインと降車ラインは、トランジションエリアの一部である。

 

うーん、「手だけで押し進めなければならない」と「靴や用具を落とした場合」が同じ項にある意味が分からない。「乗車ラインと降車ラインは、トランジションエリアの一部である。」がここにあるのも違和感がある。

 

決して重箱の隅つつこうって訳ではなく、読み説きにくいので意図を知りたいなって思っただけなんですけどね・・・。

 

 

(バイク乗車方法)

第71条 バイクの乗車は、選手の片足が乗車ラインを越えた後に、完全に片足が地面についてから乗車しなければならない。(「バイク前輪の最前部が乗車ラインを通過」→「片足が乗車ラインを超えて接地」に変更)

2 乗車ラインを通過してからもバイクを押して走ることができ、乗車ラインを越えた直後に乗車しなくてもよい。

 

これ、前輪が超えればいいってまま覚えてる人結構いるんじゃないかしら???足が乗車ラインを超えて地面に着いて、から乗車が今のルールです。

 

 

(バイク降車方法)

第72条 バイクの降車は、選手の片足が降車ラインの手前の地面に完全についてから降車しなければならない。(「バイク前輪の最前部が降車ラインを通過する前」→「片足が降車ラインの手前に接地」に変更)

 

降車も同じですが、降車の場合はむしろ緩和されてることになりますね。片足が降車ラインの手前に設置すれば、前輪の一番前がラインを超えていてもそれは違反ではないことになります。これはディスマウントの担当審判になった時は注意だな~。まあ、ほとんどの方はかなり手前で降りてらっしゃいますがw

 

 

2 降車ゾーン(降車ラインから後方に向かって長さ5mを基準とするゾーン)が設定されている場合においては、選手のバイクが降車ゾーンの手前において、選手は片足が降車ゾーンの手前の地面に完全についてから降車しなければならない。

(図解削除)

 

降車ゾーンってのがある大会があるんですね。

 

 

(ヘルメットの着脱)

第73条ヘルメットのストラップは、バイクスタート前においてはバイクラックからバイクを外す前にしっかりと締め、バイクフィニッシュ後においてはバイクラックにバイクを掛けてからストラップを外さなければならない。

 

はて?64条の3項とかぶりますね。

「3 すべての選手は、バイクスタート時、ラックから外す前から、バイク競技終了時にバイクをラックに掛けるまで、ヘルメットのストラップをしっかりと締めなければならない。」

73条があれば64条の3項は足さなくてよかったんじゃないかな?何か意味があるのかな?

 

 

2ヘルメット着用前にあらかじめストラップをつないでおくことは禁止する。

 

つないだままだと被れませんよね(笑)被れたとしたらヘルメットを正しく装着できてません。

「外すの忘れてつけたままにしちゃった」はあるでしょうけどね。

 

 

 

今回はエリートに限ったことはほとんどなかったので、エイジ選手も全部読んでおきたいところですね。

 

・トランジションにマーキングするの禁止

・競技に関係ないもの置いちゃダメ

・選手以外は入れません

・選手も許可された時間以外は入れません

・トランジションエリア内でバイクに乗ってはいけません

・バイクをラックから降ろす前にヘルメットのストラップを締めましょう、バイクをラックにかけてからストラップを外しましょう

・乗車ラインを超えて最低でも片足を地面についてから乗車

 

あたりは全選手知っておきたいところです。

 

 

次はバイクですが、超多いので何回かに分けると思います。

 

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* Category : 審判

* Comment : (2)

(競技用具の置き方) * by 若狭 寿
競技規則のわかりやすい解説、たいへんいい勉強になり、ありがとうございます。
第65条の7では、「バイク上に置くことができる」のであって、解説の「床に置いておく」は例外規定がない限りダメではないでしょうか?

Re: (競技用具の置き方) * by るみおかん
若狭さん

ありがとうございます(^-^)

うーん、それはちょっと考えにくいかなと思います。

であれば、「置かなくてはならない」と書くはずですし、
ヘルメットやメガネだけではなく「バイクシューズ」がありますから、
床にバイクシューズおいてはいけない、のは考えにくいと思います。

コメント









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(競技用具の置き方)
競技規則のわかりやすい解説、たいへんいい勉強になり、ありがとうございます。
第65条の7では、「バイク上に置くことができる」のであって、解説の「床に置いておく」は例外規定がない限りダメではないでしょうか?
2018-08-03 * 若狭 寿 [ 編集 ]

Re: (競技用具の置き方)
若狭さん

ありがとうございます(^-^)

うーん、それはちょっと考えにくいかなと思います。

であれば、「置かなくてはならない」と書くはずですし、
ヘルメットやメガネだけではなく「バイクシューズ」がありますから、
床にバイクシューズおいてはいけない、のは考えにくいと思います。
2018-08-04 * るみおかん [ 編集 ]