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大阪のオカンがトライアスロンするブログ

小学生のオカンがトライアスロンを楽しむ日々を書き連ねておりまする。

 

トライアスロン競技規則を読み解く(8-1)バイク(1)

トライアスロン競技規則勉強シリーズ第8回、バイクの1節目を。

 


青字が競技規則、赤字は2006年から2017修正版への変更点、緑は2018年の改正案箇所。

黒字は私の自由記述なので正しいことを書いているとは限りません。


 

 

第8章バイク(自転車)

第1節バイク共通事項

 

(バイクコース)

第74条 バイクコースの距離は乗車ラインから降車ラインまでとする。

2 バイクにおいて計測される競技時間は、スイムフィニッシュのラインからランスタートのラインまでに要した時間とし、トランジションエリアにおいて要した時間も含まれる。ただし、トランジションにおいて要した時間が別に計測される場合は、乗車ラインから降車ラインまでに要した時間とする。

 

おお!トランジションの時間がどこに含まれるのかってのは大会によるのかと思ってましたが、「T1T2もバイクに含む」が正式な競技規則なのですね。トランジションの距離によってはかなりの時間がバイクタイムに入ってくるので、リザルト見て「上位でもアベ30km/hそこそこやん?」とか思ってるとえらい目遭いますよってことねwww

 

 

(バイクの競技方法)

第75条 バイクの競技方法は、バイクに乗車して行うことを基本とする。

2 コースの路面状況、急坂又は機材の故障などの理由によりバイクに乗車したまま競技を行うことが困難なときは、降車し、押す、持ち上げ又は担ぐなどの方法により競技することができる。ただし、ホイールを伴わない状態でフィニッシュすることはできない。

 

理由があれば、途中で押したり持ち上げたりしても規則違反にはならず続行できるということですね。メカトラブルの内容によっては押すしかない(しかも後輪浮かせないと動かない)みたいなこともありますもんね~。運よくメカニックカーが捕まって直せれば続行できるということになります。

 

(禁止行為)

第76条 バイク競技中は次に掲げる行為を禁止する。

(1)バイクコースの逆走(誤ってバイクコースから離脱し、又はコース上に落とした用具を拾うなど正当な理由によりバイクコースを戻らなければならない場合は、バイクから降りて押して戻らなければならない。)

 

逆走は禁止行為。もしコースを戻らないといけない場合は降りて押さないといけない。

周回コースの周回間違いの場合はどうなるのかな?

例えば4周でフィニッシュのところ5周目行ってしまったら、もう1周しないといけないか、気づいたところで降りて押して戻れるか。どう考えてもコース次第だな~なのでローカルルールで定めてあるんだろうな。

逆に4周でフィニッシュのところ3周でトランジションに向かってしまった場合。そのまま進むとDSQで完走扱いにならないので気づいたときには戻りたい。果たして押して分岐地点まで戻れるか?これもローカルルールかな。

 

 

(2)直に胸などの胴体部分をハンドルバーに接触させつづけて走行するフォーム

カヴェンディッシュ様w

 CWTDF0312.jpg

(画像:https://www.cyclowired.jp/image/node/203854

 

(3)バイクから離れて走行すること。

どんなw

 

(4)道路が完全規制された一方通行であるコースを除き、センターラインをはみ出して走行すること。

道路が完全規制されてないコースでセンターラインをはみ出すってのは逆走行為なわけで、そもそも道路交通法違反なのでは?

あと、これに反するコースはありますよね。センターラインの右側をコース、左側を車両通行させてる箇所が五島はある。

 

 

(5)他の選手をブロックする。

ブロックしたつもりはないけどしてた、ってのはよくあると思います。抜いてすぐ左に戻ったり、後方確認しないで進路変更したり。

 

(6)上半身裸でバイクに乗る。

大会ではさすがに見たことはないですが、街中ではある(笑)気分のいいものではないから止めて頂きたいw

 

 

(7)バイクチェックイン時と異なるバイクを競技で使用する。

あ~これもやろうと思えばすり替えられますもんね。そこまでして違反車両に乗る人もそうはいないでしょうけど(^^;

 

 

(安全の確保)

第77条 バイク競技中は、常に周囲に対して注意を払わなければならない。

2 徐行・減速・停止などによりいつでも危険を避けることができるよう心がけるものとする。

 

これはほんとに全選手が認識しておかないといけないことですね。で、どのようなことが注意を払うってことで、それを安全に行うための方法が分かってないといけない。

 

具体例としては、

・路面に注意を払い段差や落下物があったときにそれを安全に避けられる技術を身に着けておく

・前後左右の選手との距離や速度差に注意を払い、衝突の危険性がある場合にはそれを安全に避けられる技術を身に着けておく、声をかけられるようにしておく

・コースを把握し、出現する登坂下り坂に対し自分でコントロールできる速度やフォームで走行する(DHでいける下りは自分はここまで、という把握など)

など、いろんなことが考えられます。

 

 

3 選手は審判が別の指示をしない限り、大会開催当地の交通規則に従わなければならない。

4 安全上の理由のために、競技コースを離れる選手は、アドバンテージを得ることなく、競技コースに戻らなければならない。これにより、もしアドバンテージがあった場合は、エイジグループ選手では、トランジションエリアでタイムペナルティを受け、その他の区分の選手は、ランペナルティボックスで同ペナルティを受ける。

 

ショートカットする以外には対応することは思いうかばないけどあるかな?軽トラに乗せてもらうとか?(笑)

ショートカットしたことによるアドバンテージがタイムペナルティより多くなってはいけませんね。そこまでのショートカットはさすがにDSQとなりそうだけど。

 

5 危険バイク運転はペナルティとなる場合がある。これは、間違った方向から他の選手を抜く行為も含まれる。

 

「間違った方向から他の選手を抜く行為」についてですが、まず「正しく抜く方法」はどこかに記されていたかしら???と思って検索したら、先の第96条に「追い越すときは、周囲を確認してから前方の選手の右側から追い越すことを基本とする。」とありました。


このへんの訳と適用って難しいだろうなと思った。ITU競技規則だと右側通行左側通行どっちの国もカバーしないといけないから右とも左とも書かないわけで、それを日本の規則に適用させるときにどう書くか。分かりやすくするためにはこの項も「左側から他の選手を抜く行為も含まれる。」とした方が分かりやすいもんね。いや、「基本」だから例外もあるからこれでいいのかな。

 

 

(バイクの基本構造)

第78条 競技に用いるバイクは、ロードレーサーを基本とする。

 

Wikiで「ロードレーサー」で調べると「ロードバイク」が出てきて「ロードレーサー」については「1990年代まではそう呼ばれていた」と書いてあり、すでに死語のようです(笑)

 

 

2 原則として、該当年の11日時点のUCI規則を、競技中、試走セッション、公式トレーニング中に適用する。

 

UCI:国際自転車競技連合

UCI規則の全文は日本自転車競技連盟のサイトで見られます。

http://jcf.or.jp/track/rule/

 

 

(1) UCIロードレース規則を、トライアスロンやデュアスロンのドラフティング許可レースで適用する。

(2) UCIタイムトライアル競技規則を、トライアスロンやデュアスロンのドラフティング禁止レースで適用する。

(3) UCIマウンテンバイク競技規則を、ウィンタートライアスロン、クロストライアスロン、クロスデュアスロンで適用する。


これ面白いですよね!!

ドラフティング許可レースは「ロードレース」

ドラフティング禁止レースは「タイムトライアル」

であり、それぞれの規則を適用するってことですよね。ドラフティング許可レースと禁止レースは完全に別物と考えてよさそうです。


しかしUCIタイムトライアル競技規則を適用すると出場できないバイクはたくさんあるはずなので、ここに関しては厳密ではないのが実情でしょうね。

一番が「サドルの先端はボトム・ブラケット軸を通る垂直面より少なくとも 5cm 後方になければならない」でしょう。前乗りバイクではサドルの先端がBBを超える例は多々あります。

また、「ボトム・ブラケット軸を通る垂線とハンドルバー(TTバーの変速レバー)の先端との距離は 75cm を超えてはならない」も超えるケースは多々あると思います。前乗りにすればその分エアロバーの先端は前に出ますので、BBからの距離は離れます。


私は以前ロードバイク+前乗りシートポスト+DHバー、のセッティングでTTのレースに出たことがありますが、検車に通らず出走直前まで調整することになりました。(サドルを最大まで後ろに下げ、エアロバーもギリギリまで短くしました。それでもクリアできなかったので「参考記録になります」と審判の方に言われました。)


トライアスロンはUCI規定を適用されないからどんなセッティングでもいいと思っている方もいるでしょうが、ルールには適用と書いてあります。エイジでは厳密に検車をしていないというだけですね。


 

3 自転車は同径の2つの車輪を持つ人力で動く車両である。前輪はハンドル操作が可能であり、後輪はペダルとチェーンで構成されたシステムによって駆動するものである。自転車はバイクと表現し、次の特性を備えていなければならない。


自転車の定義と、自転車をバイクと表現することについて明記してます。


↓4はドラフティング許可レースです。

4 エリート、U23、ジュニアとユースのドラフティイング許可レース用には、

(1)バイクのフレームは、メイン三角形を中心とする伝統的なパターンでなければならない。

シートチューブなしフレームは通らないですね。

TREK.jpg 

画像:https://s.webry.info/sp/t-basara.at.webry.info/200912/article_11.html 様より


これは直管またはテーパー付きチューブ(断面形状が円、楕円、偏平、涙滴形状等)を構成材として構成され;各構成材の中心線は、常に直線でなければならない。

断面が円でなくてもエアロ形状でもいい。「中心線が直線」ってことはトップチューブ・ヘッドチューブ・シートチューブが途中で曲がっててはいけないということ?

こういうのかな?トップチューブが湾曲してます。

madoneye-1024x681.jpg 

画像:https://otr.jp/staff-blog/owners-bike-2018-02/ 様


フレームの構成材は,次の形態に適合した接合部をもって配置されなければならない:トップチューブはヘッドチューブの上端とシートチューブの上端を接続する;シートチューブ(これからシートポストが延長する)はボトム・ブラケット・シェルに接続する;ダウンチューブはボトム・ブラケット・シェルとヘッドチューブの下端に接続する。後ろ三角は、チェーン・ステイ、シート・ステイおよびシートチューブにより構成され,シート・ステイはトップチューブの傾斜に許されている範囲内で,シートチューブに固定しなければならない。


図解。

Bike_frame.jpg 

画像:http://www.wikiwand.com/ja/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0_(%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A) 様



各チューブの最大径は8cm、最小径は2.5cm。チェーン・ステイとシート・ステイにおいては、最小幅を1cm とする。フロント・フォークについても1cmとし;フロント・フォークは直線状または曲線状とする。

わあ細かい!ドラフティング許可レースに出る可能性のある選手は、自分のバイクが規則に沿っているかプロに相談しないといけませんね。


(2)バイクは全長185cm以内、幅50cm以内でなければならない。

2006年の規則では全長2m以内でした。


(3)チェーンホイール軸の中心は地面から24cmから30cmの範囲とする。

「チェーンホイール」はフロントギアのことです。


(4)チェーンホイール軸を通る垂直線と前輪軸の中心を通る垂直線の間は、54cm以上65cm以内でなければならない。

ここね。

bike_20180804211007e57.jpg 

(5)フェアリングは禁止。空気抵抗を低減したり、空気抵抗を低減する効果を持っていたり、あるいは人工的に加速させたりすることを目的とした、保護スクリーンや胴体状のフェアリング、あるいは同様の機能を持ついかなる部品もバイク本体に組み込んではならない。


フェアリング(Fairing)空気抵抗を減らす為に飛行機やオートバイ等に被せる部品。

こういうやつですね。

Fairng.jpg 



(6)UCI承認ラベル(コードRD)が付いたバイクは、この第78条(1)で示した項目に反していても、ITUドラフティング許可レースでは常に許可する。

伝統的三角形フレームじゃなくてもUCI承認を受けているものはOK。


(7)UCIタイムトライアル承認ラベル(コードTT)が付いたバイクは、上記にリストされていなければ、禁止される。

「上記にリストされていなければ」

どこを指すんだwww

UCI承認ラベル(コードRD)」リストがあって、そこに含まれてなければ、と読めばいいかな。


(8)U23とエリート大会のサドルポジションのサドルの最前面のポイントに触れる垂直線は、チェーンホイール軸の中心を通る垂直線の後方、男性は5cm以上、女性は2cm以上とし、選手は競技中にこれらのラインを超えてサドルを調整してはならない。

大腿骨から脛骨の理想的な割合はおおよそ56%から44%になる。選手の大腿骨と脛骨の割合が5050に近い場合は、例外が考えられる。

この競技規則の例外的要請はレースの30日前に選手のJTUによって、以下に構成される委員に行う。

-ITU技術委員会に指名された1人

-ITUコーチ委員会に指名された1人

-ITUメディカル・アンチ・ドーピング委員会に指名された1人


先に出たサドル先端とBBの垂直線の距離のことね。男性は5㎝、女性は2㎝以上としています。膝の位置が高い(脛が長い)骨格の場合は例外を認めるから申請してね、とあります。


(9)非伝統的、通常でないバイクは大会の少なくとも30日前にITU技術委員会に提出された詳細が無ければ禁止、規定されているその他全てのITU競技規則の基準に合致し、画像を含む機材の全詳細をITU技術委員会に提供しなければなれない。全ての先に提出された用具のカタログは承認されたか非承認だったかの結果をウェブサイトで確認することができる。承認申請希望の選手はITUウェブサイトのフォームを入手できる。


例外を認めてもらうのとっても大変そうですよねww

バイクメーカーがスポンサーについた選手くらいじゃないと申請のメリットがなさそうだな~。


10)生産に関するバイクのロゴのみが選手のバイクに付けられる。ロゴの配置は、バイクフレームのレースナンバーの邪魔になってはならない。


チームのステッカーとか貼ってちゃダメみたい(笑)


11ITUまたは大会実行委員会が提供するバイクレースナンバーシールは、変造することなく、指示に従ってバイクに付けなければならない。


左右とか場所とかの指定はないので、それは大会によるってことなのかな。



↓5、ここからドラフティング禁止レースです。

エイジのドラフティング許可レースも含みます。


なお、「エイジのドラフティング許可レース」は、国内では、京都丹波トライアスロン大会in南丹、のスプリントがエイジのドラフティング許可レースです。ただし誰でも出られるレースではなく、2016年にドラフティング許可レースに出ているか過去2年以内にドラフティング講習を受講していること。JTU認定記録会に出場すること、という条件があり、エリートを目指す選手が出場するものと思われます。


あと日本選手権のブロック選手権も「エイジのドラフティング許可レース」である場合があるようです。

・九州は天草トライアスロン(エイジのドラ許可レースと禁止レースがある)

・東海は木曽三川トライアスロン大会、(ドラフティング許可レースのみ)

・関東は彩の国トライアスロン大会(エイジのドラ許可レースと禁止レースがある)

・中国はさくらおろち湖スプリントトライアスロン(ドラフティング許可レースのみ)

・東北はみなと酒田トライアスロンおしんレース(ドラフティング許可レースはない)

・近畿はびわ湖トライアスロンin近江八幡大会(ドラフティング許可レースはない)

・北陸は村上・笹川流れ国際トライアスロン大会(エイジのドラ許可レースと禁止レースがある)

でも大会によっては「エリート部門」と表記されていて、「エイジのドラフティング許可レース」と明確に表記されているのは天草だけのような?

 

海外では、2018ITU世界エイジグループ・スプリントトライアスロン選手権:9/13 (オーストラリア/ゴールドコースト)がドラフティング許可レースですね。

 

5 ドラフティング禁止レースとエイジグループのドラフティング許可レースの場合

バイクの構造は次の各号に掲げる規定を満たすものでなければならない。

(2006年競技規則の78条に記載されている内容との変更部分だけ赤に残しそれ以外を青にします)

(1)全長185cm以内、幅50cm以内であること。

(2)ハンガーセットの中心と地面の間隔は24cm以上30cm以内であること。


「ハンガーセット」

この用語、すでに全く使われておらず、検索しても該当するものが見つかりませんでした。ドラフティング許可レースの項では「チェーンホイール軸」を使っているのでそれに一致させるべきではないでしょうか?(数値は許可レースと一緒です)


(3)ハンガーセットの中心を通る垂線と前車軸との間隔は54cm以上65cm以下であること。


同上。


(4)ハンガーセットの中心を通る垂線とサドル先端の間隔は、後ろに15cm以内、前5cm以内とし、競技中にサドル位置を変更することができるシートピラーの使用はこの範囲内において使用できる。


およっ。BBとチェーンホイール軸をほぼイコールとして、

UCIタイムトライアル規定では「BBからサドル先端が5㎝以上後ろ」なので、かなり緩いですね。BBを超えて前5㎝までOKとなってます。

これは、どっちを適用するかは大会によるのでしょうか??

「JTU競技規則に記載がないものはUCIを適用する」のであれば、こちらが優先となりますが、78条2項に先に「2 原則として、該当年の1月1日時点のUCI規則を、競技中、試走セッション、公式トレーニング中に適用する。」とあるので、原則としては後ろ5㎝以上なんだけど、前5㎝までいいよ、と読んでいいのかな。



6 前2項の規定にかかわらず、マウンテンバイク・トライアスロンのバイクは大会規程によるものとする。

7 リカンベント並びに選手本人の力以外で推進する動力又はアシスト機能を有するバイクの使用は禁止する。


電動アシスト自転車は禁止ですw

電動アシスト機能を搭載しているロードバイク、あるんですよね?何を目的としているのだろうw



8 バイクのフレームは伝統的形態、すなわち直管またはテーパー付チューブ(断面形状が円、楕円、偏平、涙滴形状等)を構成材として構成されていなければならない。ダウンチューブの無いダイヤモンド形状、またはトップチューブとダウンチューブの先端部分で接続されていない後三角で構成されたバイクは、容認される。


ドラフティング禁止レースではダウンチューブのないフレームもOKですね。

トップチューブとダウンチューブの先端部分で接続されていない後三角」はシートステーがないか、下の方で接続されているフレームかな。

こういうやつ。

1IMG_2876.jpg 

画像:http://triathlon-geronimo.com/?p=5903 様


9 UCI承認ラベル(コードTT)が付いたバイクは、この第78条5で示した項目に反していても、ITUドラフティング禁止レースでは常に許可される。


10 ディスクブレーキは以下のITU大会で許可される。

(1)全てのドラフティング禁止トライアスロンとデュアスロン大会

(2)クロストライアスロンとクロスデュアスロン

(3)冬季トライアスロン


ディスクブレーキはドラフティング禁止レースにおいては禁止ではないですね。



(ホイールとタイヤ)

第79条 ディスクホィールの使用を禁止する。


これですよ!!!!「ドラフティング許可レース」と謳っていませんので、これはエイジのドラフティング禁止レースにも適用される項目ということになります。


しかしですね、改めて確認すると、JTU 競技規則(2017.09.01)修正版にはこの一行があるんですが、2018 年(平成 30 年)7 月 24 日掲載の改定案からは消えてるんです!!!

http://www.jtu.or.jp/kyougikisoku/index.html

えー、、、どっち、、、ですか、、、。

しかも「改定案での修正箇所」に引かれている緑網掛けもなく単純に一文削除されているのです。なので、これは気づかないですよ、、、。消えているのは「案」なので、まだ適用されているものではありませんが、この項が正式に削除されるのであればそれについては明確にした方がいいと思いますです。。。


ちなみに、2006年の競技規則においての記述は「ドラフティングレースにおいては、ディスクホィールの使用を禁止する。」でした。



2 加速を促すようなホイール構造は禁止する。

3 ホイールカバーの使用は禁止する。

4 タイヤはしっかりと装着する。特にチューブラータイヤはリムセメントなどを用いて容易に剥がれないよう接着しなければならない。

5 それぞれのホイールにはブレーキが付いてなければならない。


この表現ちょっとおかしいですよねwホイールに付けるブレーキはないので、前後のホイールにブレーキシューが当たる構造でなくてはいけないということなのはもちろん読み取れるんですが(^^;


6 ホイールは設置されている公式のホイールステーションでのみ交換することができる。


勝手にチームの人からホイール受け取ったりしたらだめです。


7 ホイールステーション担当の審判は選手に適切なホイールを提供する。選手はホイールを交換する責任を持つ。他の選手やチームのために特別に指定されたホイールは使用することができない


8 エリート、U23、ジュニアやユースのドラフティング許可の大会では、ホイールはUCIの承認した非伝統的ホイールリストに含まれるホイールを使用するが許可される。(2つのリストが提供されており、1つは2016年1月1日以前に承認されたリスト、もう1つのリストは2016年1月以降に承認されたリスト)。このリストにないホイールは以下の基準を満たさなければならない。

(1)タイヤ部分を含めて、最大直径70cm、最小直径55cm

(2)両方のホイールが同じ直径。

(3)ホイールは少なくとも20本のスポークがあること。

(4)リムの最大寸法は前後とも、25mmまで。

(5)リムは合金でなければならない。

(6)すべてのコンポは識別でき、商業的に入手できるものでなければならない。


ドラフティング許可レースでは、スポークは20本以上、リムハイトは25㎜まで、カーボンリム禁止、です。



9 エイジグループのドラフティング許可レースでは、ホイールは以下の特性がなければならない。

(1)ホイールは少なくとも12本のスポークがあること。

(2)ディスクホイールは許可されない。

(3)ドラフティング禁止大会では、後輪のカバーが許可されるが、この規定は強風などの安全面から技術代表が変更する場合がある。


エイジのドラフティング許可レースでは、ディスクホイールだけでなくスポークの少ないホイールもだめです。バトンももちろんだめですね。


 

(装備の取付)

第80条 バイクに取り付けることができる装備は、スペアタイヤ、空気入れ(インフレーター)、バイクボトル、ボトルケージ及び補給食など必要最小限のものとし、かつ、走行中容易に脱落しないよう取り付けなければならない。

 

私サドルの後ろにお守りつけてたりしますが、これもほんとはダメなんでしょうね(^^;



(取付禁止装備)

第81条 次に掲げる装備はバイクに取り付けてはならない。

(1)空気抵抗を減らすフェアリングなどの風防機能を有する機材(風防機能を有するバイクボトルを含む。)


風防機能を有するバイクボトル!エアロボトルは形状が空気抵抗の少ない形状なのであって、風防機能ってわけじゃないからこれには当てはまらないですかね。


(2)装着することによって、バイク競技に支障をきたし又は危険性を伴う装備(3)前照灯、リフレクター、ベル、泥除け、スタンドなど競技に無関係な装備。ただし、前照灯、リフレクター及びベルについては一般公道で開催される大会において大会規程により装着義務となることがある。


えーっと、五島はトンネルがあるんで前照灯は推奨してたんじゃなかったかな?(すみません定かではないです。)

皆生はベルを装着義務としてますね。


 

(ハンドルバーとブレーキ)

第82条 ハンドル形状は、ドロップハンドルを基本とする。



2はドラフティング許可レース

2 エリート、U23、ジュニアやユースのドラフティン許可レースでは、以下のハンドルバー規則を適用する。(脱字発見。ドラフティン「グ」)

(1)伝統的なドロップハンドルだけを許可する。ハンドルバーは先端を塞がなければならない。

TTバイクに使用される前向きのハンドルバーは禁止。

バーエンドキャップをしてないとダメ。


(2)クリップオンハンドルバーは、ブレーキレバーの最前部を超えてはならない。

ハンドルバーにクリップオンできるエアロバーの先端はブレーキレバーの先端を超えてはだめ。

この状態までです。

gold_aerobar13.jpg 

画像:http://www.fleet-bikes.com/html/page5.html 様


(3)クリップオンの前方の両先端は、市販の硬質ブリッジでつながれているか、双方が接触していなければならない。


エアロバーの先端は繋がっていなければいけません。

これもフリートさんのページから。細田雄一選手のバイクとありました。

img57853276.jpg 

画像:http://www.fleet-bikes.com/html/page5.html 様


(4)ブレーキレバー又はギアーレバーは、クリップオンハンドルバーに取り付けてはいけない。クリップオンハンドルの最高部と最低部の差は10cmを超えてはならない。


エアロバーにバーコンは付けられません。また、ブレーキを付けることもできません。上端と下端が10cm以内ということはスキーベントタイプはだめでほぼストレートでしょうかね。


(5)ウォーターボトルとそのホルダーはハンドルまたはクリップオンハンドルバーに取り付けてはいけない。


エイジのロングレースではみんな付けてるDHボトルwあれもドラフティング許可レースではNGです。



3はエイジのドラフティング許可レース。該当する方はごく少数。

3 エイジグループのドラフティング許可大会では、以下のハンドルバー規則を適用する。

(1)伝統的なドロップハンドルバーのみが許可される。ハンドルバーの先端は塞がれなければならない。

(2)クリップオンは許可されない。

クリップオンはだめなんですね。3パターンあるってことか。


4はドラフティング許可・禁止レースの指定なしですね。共通とみていいかな?

4 ドロップハンドルは3つのグリップポジション(ハンドル上部、下部及びブレーキブラケットそれぞれの箇所を握るポジションをいう。)をとれない形状もの及び3つのグリップポジションがとれないよう切断したハンドルバーの使用を禁止する。


上部とブラケット握れない形状って考えにくいから、下ハン取れないくらいぶった切ったもの禁止、ってことかな。


5 ドロップハンドルを逆向きに取り付けることを禁止する。

ないだろうw


6 前輪と後輪に、それぞれハンドル部のブレーキレバーで制御できるブレーキが装着されていなければならない。

ホイールのとこにも出てきましたね。前輪か後輪どっちかってのはだめです。


7 ハンドルバーにはバーテープを巻き、バーエンドはエンドキャップでしっかりとふさがなければならない。

たまにエアロバーの先端がむき出しの方いますが、あれだめです。

五島の検車で止められてる人見たことあります。


8 エアロバー(DHバー、クリップオンバー)は使用できる。

おととととととw「エイジのドラフティング許可レースではクリップオンバーは禁止」なんだから、ここは前置きが必要ではないかな?



9 ブルホーン型ハンドルの使用はドラフティング禁止レースにおいてのみ使用できる。

ドラフティング許可レースでは「ドロップハンドルのみ許可」としていますので、それと一致します。


10 フラットバーハンドルの使用は禁止する。ただし、マウンテンバイク・トライアスロン及び初心者向けの大会については大会規程による。

初心者向けでスプリントの大会ではフラットバーOK(クロスバイクOK)にしてるところもありますね。


11 ハンドルバーに装着できるものは次の各号に掲げるものする。

(1)エアロバー及び肘あてパッド

(2)ブレーキレバー

(3)ギヤシフトレバー

(4)サイクルメーター

(5)バイクボトル

(6)小物専用バッグ

(7)補給食

スマホ取付NG、時計NG、ですね。あとDi2のシフトインジケータとかもだめってことになります。

ただ、前出のベルと前照灯あたりは大会によっては装着義務となるので、このへんは補足してあるほうがいいかなーと思いました。

動画撮影機材もダメですが、ここに充てるとステムならいいのかってことになってしまうのでローカルルールで禁止とかかれていれば取り付け場所にかかわらずNGですね。

 

(サイクルメーター)

第83条 周回コースで行われる大会においては、大会規程によりサイクルメーターの装着が義務付けられることがある。ただし、装着が義務付けられていない大会であってもサイクルメーターの装着を推奨する。


付けないと周回覚えてないといけませんからね~(^^;

5周くらいまでは覚えてられるけど、それ以上は厳しい・・・。


(小中高校生の選手のバイク)

第84条小学生及び中学生のエアロバーの装着を禁止する。


中学生まではエアロバー禁止。


エアロバー、DHバー、クリップオンバーと出てくるけど、ただ呼び方が違うだけかな?


 

(ヘルメット)

第85条 バイク競技では、常にバイク競技用の硬質ヘルメットを、その取扱説明書に従い正しく着用していなければならない。


工事用のヘルメットとか全然だめですw


2 着用するバイク競技用硬質ヘルメットは、次に掲げる基準に適合したものを奨励する。

(1)Snell Memorial Foundationスネル記念財団

(2)American National Standard InstituteANSI Z90.4)米国規格協会

(3)U.S. Consumer Product Safety Commission16 CFR Part 1203)米国消費者製品安全委員会

(4)CEN European StandardEN1078CEN欧州標準

(5)The National Swedish Board of Consumer Policyスウェーデン消費者機構

(6)公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF


今まで買ったものには全てJCFシールが貼ってありました。市販されているものでこれに適用外のものはあるのかなあ?


3 ひび割れ、表面の不良及びストラップの不良などがあるヘルメットの使用は禁止する。

五島の検車はヘルメットのチェックがとても厳しかったです。しっかりひび割れなどないか確認されてました。


4 レース中、コース試走、トレーニングなどの公式の場では、選手がバイクに乗る際はヘルメットを着用しなければならない。

公園内で行われる大会の移動中とか、かぶらないで乗ってる人見かけます。被りましょう~。


5 顎ストラップなどの変造や外側の布カバーなどのヘルメットの一部を取り外すことを禁止する。

外側の布カバー・・・?内側のクッションとかも一部ですが、あれも外したらだめなのかな。まあ、あれも耐衝撃でしょうしね。


6 選手がバイクを保持しているときは、ヘルメットのあご紐をしっかり締めなければならない。また、ヘルメットは、適切にフィットしたものでなければならず、下に着けるもので、フィットしなくなってはならない。バイクを保持しているとは、バイクスタート時にラックから取り外すときから、バイクフニッシュ時にラックに掛けるまでである。


私以前ヘルメットの下に厚めのサイクルキャップかぶってたんですが、それで浮いちゃうことがあったので止めました。

ヘルメットのあご紐の余裕は「指一本」が基本だったと思います。多くの人がゆるゆるです。


7 何らかの理由でコースを外れ、バイクを移動した場合、選手はバイクコースルートの境界線の外側まで出て、降車するまでストラップを外すことはできない。さらに、バイクコースに戻る前、または乗車する前に、ヘルメットを頭にかぶり、ストラップをしっかりと締めなければならない。


走ってる最中にヘルメットに虫が入ったとして停車したとしてもバイクを降りないとヘルメットは脱いではいけません。

また、エイドで頭から水をかぶろうとするときも、バイクから降りなければヘルメットは脱いではいけないということになります。


8 ヘルメットはITUユニフォーム規則に従わなければならない。

ITU大会だとヘルメットにスポンサーロゴステッカーとか貼れませんね。


 

(小中学生のヘルメット特別規定)

第86条 小中学生においても第85条で規定されるヘルメットを使用するものとする。ただし、ロードレーサーを使用せず、かつ、伸縮しないストラップのある構造である場合に限り、バイク競技用以外の硬質ヘルメットを使用することができる。


あ~うちの息子のヘルメットも競技用ではないですね。

バイクはクロスバイクだったから規則上はクリアですが、レース出すならほんとは競技用を手配しないとですね。


 (ここにエイジのドラフティング許可レースの装備例イラストがありましたが割愛します)


 

ドラフティング禁止レースでは以下のハンドルバー規則が適用される。

・前輪の最先端を超えないハンドルバーとクリップオンバーを許可する。2つに分かれたクリップオンバーをつなぐ必要はない。全てのハンドルの先端は塞がなければならない。


項番がついていなくて補足状態で書いてあるのはちょっと違和感ありますね。どこか入れられそうな気がしますけどね。

エイジのドラフティング禁止レースでは前輪の先端を超えない限り長いエアロバーもOK。これもUCIタイムトライアル規定には外れますので、ここに関してはこちら適用でいいよ、とわざわざ書いているのでしょうね。

エアロバーの先端のエンドキャップ、ちゃんとしましょう。





以上!バイクの「共通事項」でした。長かったw


この後の第2節が「ドラフティング禁止レース」、第3節が「ドラフティング(許可)レース」の「(ほぼ)ドラフティングについてのみの」記述になってます。

ってことはこの第1節の「共通事項」ってタイトルもどうなのwって気もするけどな~。実際共通じゃなくそれぞれのこと書いてる箇所いっぱいあるもんね。


とまあ、ちょこちょこ規則の記述について突っ込んでますが、決してあら捜しをしたいわけではないのですよ~~~><;そういう目的では全然ありません。真剣に読み解きたいから、違和感を感じたらそのまま書いているだけなのです。

作成されている方には敬意を払っております。お気を悪くされたら申し訳ない。謝ります。が、感じたことを書いている勉強ノートなので修正はいたしませぬ。



次はドラフティングについてです。

しっかり勉強したいと思います!!


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